もちもちの木

日々感じたことを雑多に書きます

お世話になっておりますを気軽に使いすぎ説

日本では、仕事をしていると
「お世話になっております」
を聞かない日はないくらい頻繁に使うかと思います。

今日はこの言葉について思ったことを書いていきます。
※仕事の愚痴が入りますのでご容赦ください。2回言います、ただの愚痴です。

私の仕事に関しての話が入るので、かるーーい説明ですが
個人法人問わずお客さまと主に電話、もしくはメール、時には直接お会いしてお話しする仕事です。
仕事内容は身バレが怖いので触れません…笑
その内話せそうなら書きます。

さて、昔お客さまと電話でお話しした際に、私が「お世話になっております。」を使ったところ、

「お世話してないけどな」

と言われたことがありました。

その時は笑ってそのままスルーしたのですが、
今になって改めて考えると、まあ確かに、と思うこともあります。

あいさつのような気持ちで、電話でもメールでも「お世話になっております。」と言いますが、お世話って何なんですかね。
よっぽど普段からやりとりしていなければ、例えばですが
「この度はお付き合いありがとうございます。」
でも意味的にはいいような。

ここで由来とか調べて書いてもいいのですが、そういうことを書いてるブログ他にたくさんありそうなので、この記事を書こうと思ったきっかけの話をしようと思います。

先日私の部署で先輩が退職することになり、その方が持っていた仕事を何人かに振り分けられることになりました。(私もその1人)
その先輩から辞める日の直前に引き継ぎ内容を渡され、いざ中を開いてみるとどの案件も進め方が悪いわ引き継ぎのメモが役割を果たしていない…。
周りに聞いてみると他の人に回った仕事も同様の状態のよう。本人に直接文句の1つでも言いたくなりましたが、もう辞める間際に言ったところで案件がどうにか変わるものでもないと堪えました。

そして退職の日最後の挨拶で
「今まで大変お世話になりました。」

……
こんなの「こちらこそお世話になりました」って返す感じになるじゃないですか…。

(お世話になったと思うなら引継ぎはせめてきちんとしてください!!!そしてあなたの仕事に関してはこれからもお世話します!!!!!


社交辞令や定型文だと百も承知ですが、私の中では「お世話になっておりますを気軽に使いたくない」現象が起きてます。

…愚痴です。はい。
本当は謙虚な心でいたいです。

ともあれ、お付き合いありがとうございます、くらいのビジネス言葉を令和の間に少しずつ作って浸透させていきたいですね。

それでは。